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ビジネス出資物件 モンゴル区分オフィスNo.1



私はビジネス出資モノをやりません。


解りやすくはフィリピンの飲食店投資とか。 わたし、それ絶対やんないです。 それで元本戻ってきた人、身の回りに1人も居ませんし。

商売がうまく行っても応分のリターンは無いですし、そもそも失敗して帰ってこないです。


不動産が絡むと区分ホテル、区分学生寮、区分老人ホーム、

他には英国駐ホテルか。 区分オフィスは。。。ちょっと微妙かな。 その気になれば単体で貸し出し出来ると言えば出来るので。 例えば区分ホテルってどういう構図かと言うと、仮に100部屋あるホテルを事業化したい事業者が居るとする。その事業者が資金を集める為、先ず100部屋に区分保有権を切り、その区分保有権を投資家に販売。

その部屋をリースバックしてホテルとして運用、その益を投資家と事業者で案分すると。

一応、そういう構図の投資になります。


一応。。。です。

実際は、究極のまな板の上の鯉として事業者に好き放題料理される訳でございますが。

細や事例は過去のブログ記事をお読みください。 そんな私ですが、唯一やってるビジネス出資モデルがあります。

うーん、これ、オーナーが法的区分を持つ、正当な区分オフィスなんでビジネス出資と実業不動産の中間あたりかもしれませんが。


SIBJのモンゴル区分オフィスです。

SIBJ社の旧社名はインベスコア。


かの有名なオウチーノ社事件を覚えていますか? 東証マザーズ上場のオウチーノさんがモンゴル不動産にお熱になり暴走、最後はオウチーノを倒産させたあの一件。 https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/140116


上場企業を沈めてしまったモンゴルの海外不動産投資、怖いですねー。 でも一応、この事件の内情を少し触れておきましょうか。


この件凄くシンプルに言うと、 ・上場とは言え中小企業並みの会計しか持たないオウチーノ ・リスク高いモンゴルでのデペロップ投資にフルレバで突っ込んだ ・事業の揺らぎ、即ち工期遅延が起きた

・約束した第三者出資金の償還に耐えられなかった ・結果から言うと工期遅れて竣工し、運転資金だけ繋がってればなんてことは無かった  (但し高利な融資も相まってトントン程度にしかならなかった) 以上です。

井端純一社長、良いおっちゃんでしたが少々こう、元気過ぎましたからね。


この物件販売時多くの方がこの事件があった事で検討除外した事でしょう。

この事件があったさなかで、SBIJのこの物件は売り出されていました。

売っていたのは、今でも私の良き友人であるリチャード小林。

あ、これ偽名ではなくハーフなので元々この名前です。


その購入顛末は次号より。


おうちーのの話が出たので、話は少し飛んで、中小企業経営者のオッサンから一言。

上場企業って言っても、一昔前の新興市場の会社は規模間見誤っちゃダメです(笑) 2016年当時、既に上場企業のオウチーノより、私の経営する船橋の零細企業(プレハブ社屋)の方が年商も利益も上でした。 オウチーノが上だったのは知名度と株の時価総額のみ。 もう一つ海外不動産界隈の上場企業で言っちゃうと、これまた名物社長の信太明社長が経営するアウンコンサルティング。 私も海外不動産セミナーで信太社長のお話お伺いした事ありますが、パワフルな社長さんでしたねー。

で、これは公開されているIR情報なので誹謗中傷でもなく書いちゃいますが、このアウンコンサルティング、2022年度の年商5億円しかありません。

上場企業なのに時価総額が10億円に満たない会社は「上場廃止に係る猶予期間」にポストされ、一定期間内に時価10億円を超えないと上場廃止になるのですが、2年くらい前に見事にその基準に引っかかってポスト入りしてました。


そりゃそうでしょ、年商5憶って中小企業の年商です。 20億超えてやっと中堅かなぁと、中小企業主の私は思いますです。

そうそう変な話、私はIT屋界隈に身を置いていますが、IT屋でアウンさんを恨んでる人多いんですよ。

「アウンコンサルティングのせいで、上場審査が厳しくなった。特にSEO業界は完全に要注意扱いを受ける」と、飲むとよく話題になります。


事業規模は1つの尺度ではないですが、されど重要な尺度です。 斯様に、「上場企業だから」と過度に規模与信するのは要注意です。

アウンさんがダメとかそういう話ではなく、規模感の錯覚はご注意をというお話になります。


海外不動産界隈、上記の様に上場してる会社もありますし、他にも国交省や経産省の委員も務めた不動産界隈では著名な人も居る業種ですが、きらびやかな表面捲ると単なる過大な印象を他に与えてるだけで、捲ればなんだこれ?と言う話もいっぱいあります。


上場企業とは言え、有名な先生とは言え、印象に左右されない様な判断をする事、かなり重要です。。


さて、次号では話を戻してモンゴル不動産に関しての顛末記。



By soyano産信太

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