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マレーシアNo.1 沸騰するアジア

マレーシアと言う国の不動産に関して、アマチュア投資家として思う事を回想から。



あ、その前に私はマレーシアに物件持ってませんし、詰めた検討もしたことがありません。 ただ、見て来た景色を個人の感想で随筆するシリーズだと御認識お願いします。

何せ熱かったマレーシア不動産。

2006年にぶち上げられた、イスカンダル計画と言う途方もない大きな都市計画。 シンガポール隣接のジョホールバルに、シンガポールに働きに通う人たちのベッドタウンをゼロの原野に立ち上げようとした計画です。



正直その計画を聞くに、成立する話だなと世界中が色めき立ちました。

日本でも、「沸騰するアジア」と称して、イスカンダル計画はNHKやガイアの夜明け等で大々的に報じられました。


当時、誰も疑わなかったです。

当然私も。

*注  今回軽く調べていて初めて知ったのですが、シンガポール/マレーシアの人は  「計画倒れする」と思っていたらしいと言うブログ記事を目にしました

当時お金を持ってたら、間違いなく参加してました。

だが当時のワタシ、上海/北京の2千数百万の中古コンドであぁでもない、こうでもないとやってたくらいお金が無かったので、残念?ながら参加できませんでした。


KLだって熱かったです。

かなり適当な記憶で記しますが、確か2002年頃だったっけな?MM2H(Malaysia My 2nd Home)と言う制度が始まって、マレーシアに物件購入だか貯金だかをすると、居住するためのビザが10年だかなんだかの期限で出たんです。

物件も確か超うろ覚えですが、日本円で1400万くらいの金額で条件クリアした気がしますが、この辺全く定かではなので悪しからず。

*因みに現在はかなり条件が変わっていて、多くの日本人には無理ゲーな条件になってるみたです。中国からの不良移民対策ですかね。。。


マレーシアは東南アジアの優等生で、日本人には肌感が合う国でして、穏やかで勤勉な国民と食べ物が美味しい。偏食な私でも、ミーゴレンとナシゴレン中心に幾らでも美味しくサバイブ出来る国です。

トイレ事情だけ要注意ですが、それ以外はホントに観光で行っても過ごしやすいし、私自身も観光旅行で何度も行ってます。


産業もきちんと順を追って早々に中進国入りしていて、パソコンを改造するのが好きだった私は、「セレロン300のマレーシア〇〇年何週目ロットが、オーバークロック(インチキしてCPUを規定より早く動かす)耐性高いらしいぜ」などと会話し、マレーシアが工業国であることを2000年初頭には認知していました。


何せマレーシアは、マハティールの存在が大きいです。 ASEANの雄、偉大な指導者のマハティール。 ルックイースト政策と言う、「日本を見習おう」と言うスローガンのもと、日本に学び工業化や産業産出を展開し、見事に工業国、中心国として地位を得ました。


さて、そんなマレーシア不動産の様子がおかしく思えてきたのはいつ頃でしょうか。 識者は早かったかもしれませんが、私個人は・・・2014年くらいでしょうか。。

「あれ、これ、失敗プロジェクトじゃないか?持ち直しに時間掛かるな」

から、2017年頃には

「このプロジェクト、踊り場ではなくそもそも持ち直しは無いかもしれない」

と思い出した次第です。


また、KL不動産も、MM2Hが災いして、割高不動産を日本人が購入させられなんか不良債権の処理係やらされてるだけ、賃貸なんか付きゃしない、キャピタルもドーンとマイナスに出る感を禁じ得ず、マレーシアのプレビルドを買う人も再考願いたいですが、売ってる人ももう少し節度ある売り方、例えばネガティブな話をちゃんとしよう、話を盛らずに売れよと思っている次第です。


ただ、マレーシア不動産売ってる業者さん、日本国内だろヤバめな「感覚」の業者さんも散見され、「ローンチ」なんて言葉を使いながら情報商材屋の延長みたいな売り方してる大手業者さんも居るくらいで、これはどうにもだなぁと。

まだ、損するって解ってても、目先の金の為、情弱な同胞日本人に錯覚させて売るんだろうなぁ。。。賃貸付かない、賃貸利回りも持った説明、キャピタルなんて出ないの100も承知で。 フィリピン不動産と同じ匂い(個人の感想)


さて、これは学者でも専門家でもない、普通の中小企業のオッサンがマレーシアをぼーっと眺めていて思う事、その記憶を記してる随筆なので、さほど広がる話では無いのですが、次回、

「ジョホールバルの惨劇」に続きます。


By soyano

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