物件選定眼が何ていうんでしょうか、所謂、素人な僕ら以下な業者さん。
僕ら一般の投資家でも、「こんな立地のこんな物件は成立しないだろ」とか、「こんな販売条件の物件が普通に商業的成立する訳がない」とか思ってパスしちゃう物件ってあるじゃないですか。
さて、考えてみてくださいよ。
なんで”パスする”のかと言うと、僕らの前に物件紹介で提示されたからですよ。
提示されたからパスしてる訳です。
僕ら投資家の前に、これどうですかって提示された物件。 所謂販売物件。 誰がって、「日本の海外不動産業者」からです。
要は彼ら、成立すると思ってるから持ち歩いて売ってる訳ですよ。
「全く無いな」と検討にすら乗らない物件を、売って歩いてるおじさんが居る訳ですよ。
案の定事故る=下手したら中学生だって「誰がそこに住むの?(ヾノ・∀・`)ナイナイ」と思う物件すら売り歩いてるオジサンが居るって事なんですよ。
数年後にその物件の運用状態確認して初めて確定はするんですが、当然の如く事故ってる訳で、そうなると彼らの目線は僕ら素人の一般個人投資家よりヤバいって事なんですよ。
即ち。。。
”生業”なのに、”プロ”なのに、ズブの素人より物件選定眼がヤバいって事なんです。
プロの定義ってこの際なんだって事になりますけど。
ただ、わかんないですよ、その物件が事故確定するまで(概ね5年)は。 なんだって可能性はゼロじゃないんですから。
最後まで走り切って宣言した利回りを出して成立すれば彼らは目利きでホントのプロ、私ら素人はやはり素人と言う訳ですが、そんな物件いくつかしか知りません。
本当に僅かしか知らないです、ちゃんと成立している物件。
例えばSIBJのモンゴル区分オフィスとかは成立してます。
その他どっか成立してるのがあるかもしれませんが良く知りません。
コケた例は一杯出せます。
だけどねぇ、その素人以下の業者さんってたいてい逢ってみると良い人なんです。
人を疑う事を知らず、騙す気など毛頭なく、デペロッパが言ってた事をそのまま鵜呑みにして、ペテン臭がする人とのお付き合いも一方的に誠実さ抱えて信義を大切にして。
とてもいい人だったりすることが多いんです。
その上誠実だから手を抜かずやる気もある。
馬鹿と言う表現は厳し過ぎるんだけど。。。
そこが患うんだよなぁ。。。
悪意あったり、悪い人ならこっちも厳しく出れるんだけど。
質(たち)が悪いって言葉を使いたくないんだけど、ある意味質が悪いんだよなぁ。
某地方都市の異業種参入の事務所さんが海外不動産を一生懸命売ってるだけど、正直売らないで欲しい物件ばかり売って歩いてるんだよなぁ。
現地で提携してる不動産屋も正直問題ある業者さんで、先ずそこと手を切ってほしいと願う所なんだけど、どうにもここの社長さんは、アレなんだよなぁ。
その辺説明しようと思って間接的に話しかけてはみたけど、僕こそ警戒対象みたいで警戒されまくりで。 「征矢野さんは〇〇さん(厳しく物事に正しい人)と仲がいいのでNGです」 とその提携先の会社からも言われてるしねぇ。。。 そんな感じか。
被害者の方も被害者の方で、うまく騙されて掴まされた暗礁に乗り上げてる物件があった。解決に手助けしようかと近づいても、警戒に警戒されあっち行けと追い払われたし。 *これは現在清算中の案件なので、僕ら仲間の離脱が終わった頃・・・多分半年後くらいにブログにします。
「お金持ちと言う不思議な紳士たち」と言うタイトルで。
ロクでもない奴を信じちゃってる良い人って、「あの人ろくでもないよ、例えばこう」とか言う話をしても、そういう話をしてくる人の方が、人を疑い悪く言うろくでも無い奴だと考えていて、「世の中に悪人なんていない!みんな仲良く!人の事悪く言っちゃダメ!」とか、思ってるんだろうな。。。
良い人なんだけどなぁ・・・
ロクでもない物件で頑張ってるデペや現地販社がいくら一生懸命だからって、一生懸命さを評価して与するって、学生時代の「頑張るのは素敵」じゃないんだからさぁ。。。
そして今日も変わらず「そんなの無理でしょ」と思うレベルの物件を持ち歩いて今日も販売してる業者さんは元気な訳で。
プレビルドのホテルコンド、3年近く売ってて全然在庫減ってない時点で、察するとかなんかないのかな。
素晴らしい投資先って説明してる自分にハッとする事ないのかな。
はっとした気付きは大切にして欲しいのだけど。
それとも、途中からその感覚を殺してしまっているのかな。
いつかブログでで、「詐欺師の生まれ方」をやります。
最初から詐欺として組み立てたのか、無能をごまかしてるうちに嘘が嘘で重なり、最後は詐欺師になってしまったのか。
なんだ、この例もまた、フィリピンかぁ。。。
By soyano
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