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ASEAN不動産の「人民元バブル」を詳しく説明No.1



振り返ると私、中国に物件を持っていていました。 それだけに人民元の事をある程度知っています。


私は中国に物件を「持っていた」と記しましたが、売却済みの為過去形になっています。 何故売却したか? 2016年に売却の決断をしたのですが、理由は「人民元及びその両替に与信が出来なかった」からです。 原則、人民元は中国国内で稼いで増やしても、それを外貨に両替して母国に持ち替えるという制度の保証性が、無いに等しいのです。

では、どうやって中国人は外貨に換えて送っているのか?

違法やグレーならいくらでも方法はあるっちゃぁあるんですが、私はやった事ないですし、ここでは触れません。 合法の方法で言うと、下記が合法な外貨換金方法です。

要はですね、ちゃんとエビデンスもって許可を得れば、中国人1人で年間5万USDまで両替と送金出来るんです。 これでコツコツやるしかないんです。 親戚や家族友人総出で。


昔は5万USDまで割と簡易に許されたのですが、現在はエビデンス系が厳しくなってるんでしょうか。 どんどん難しくなってきてるようです。


さて、そこで出てきたのが「オンラインカジノ」です。

フィリピンのセブ島で、急に賃貸需要が出て来て「やっちまった」系のセブ島投資をした人も、賃貸付いたりなんとなく回り始めたのを覚えてらっしゃいますか? マクタンニュータウンとか、結構日本人が買ってましたが、建った当初は「これどーすんの(-_-;)」な賃貸市況な物件でございました。 ところがしばらくすると、ポツポツと賃貸が付き始めたと。

誰が借りてるのかなぁと聞いてみると、「オンラインカジノの従業員。中国人だよ」と。 なるほど、そういえばオンラインカジノの会社が、カンボジア(シアヌークビル)を追い出される空気で怪しくなってきたあと、セブ島に移ってきてるって言う話を聞いてた。


オンラインカジノ。

web上でギャンブルやるあれですが、実際に物理的なカジノがあって、そこと繋いでって方法なのかな?いちおう箱とカジノ場を作るんですよね。 それを中国国内でやればいいのに、海外にカジノ場を作って営業してる。 最初は、中国の法律で出来ないのかなぁなんて考えてたんですよ。 でもね、カンボジアで知ったんですが、アレ、マネロンの道具だったんです。

私の若いころはあまり聞きませんでしたが、最近はパチンコ屋で「貯玉」と言うのが出来るらしいです。 要は、球を景品に変えずに店に預けていって、翌日預けた分を崩してまた再開することが出来るらしい。

次号、この図の解説と、「カンボジアからフィリピンへの人民元バブルの移行を見て来た」 を記します。



By soyano

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