セミナーを聞いた直後の感想は、「やっぱ胡散臭い」でした。 ただし、リチャード小林なる人物は意外に朴訥で、嘘を言うようにも見えず、だけどそれでも蓄積したモンゴル不振はありますので、彼らの説明をそのまま聞ける訳は無く、当日は「検討しますね~」と会場を後にした。
うーん、まぁ、それなりに変な話に臨場したって事でもうこれはこれでイイやと思っていたところ。。。
胡散臭い海外不動産業者の爺さんが、ものすごい畳み込み。
どうしても私に買わせたいみたいだ。
私、その爺さんは胡散臭いけど鼻が利く部分もあって尊敬もあったので、あながち嫌いではなく、あまり冷たい対応をする気もなく。
あまりにもしつこいので、「事業者に与信が出来ない。オウチーノの件もあるでしょ?」と。 そうしたら、「兎に角もう一回、今度はサシで、聞きたい事全て聞けばいい。どうにか事業者の横浜のオフィスを訪ねてくれ」と。
うーん、面倒だけど、義理で最後に一回だけ行くかぁと、横浜のみなとみらいを訪ねました。
さて、ここから僕の与信を試すためのテスト。
実はオウチーノの件は、ぼんやり内情知ってたんです。
リチャード達も絡んでたのは確かで、オウチーノが様々な情報を発信する中、リチャード達は無言を貫いて何も説明しない姿に違和感を感じ、そもそもモンゴル物件無関係にその辺の背景は聞いてたんです。
でも、そこを私が知らないふりしてたら、どういう嘘をついてくるか、はたまた正直に答えてくるか。
・オウチーノさん、御社は無関係なのに印象悪くていい迷惑でしょ? 等々の質問を知らないふりして会話に織り込みました。 どう答えるかなぁと思って聞いたら、ちゃんと自分たちの印象に悪材料の事でも自ら話して説明してきたし、だけどこちらから発信すべき事でもないので発信はしてませんと。 全部、私がぼんやりオウチーノ側から聞いていた話を、印象操作することなく自分から説明してきました。 そうですよ、関係ないですよと言っても良い場面だったのに。
その他いくつかのカマかけや裏どり質問しても全部クリア。
あれ、正直で信用できる。。。
では、肝心の事業性と会社のバックヤードの事も聞きだしました。
事業性の話は初めて聞く話で、なるほどこの物件は事業資金ファイナンスでしかなく、その資金でもっと利益が高い新興国ビジネスを行っている事が、現地の企業群からも把握が出来ました。
また、事業会社の会社基盤のバックヤードは他の人から聞いていて、全く問題ないのも解って居ましたが、聞いていた通りの話を盛りもせずきちんと説明くださいました。
あれれ・・・リチャード小林、信用できる人間かもしれない。。。 この際、対して高額な通しでもないので、自分の対人選定眼を試すために、やってみてもいかなぁ。。。と思い始めました。
これで騙されたら自分が悪い、騙されたのであれば、今後やはり人を信じるのは大概にしよう。そして自分の対人選定眼に自信を持つのはやめよう。
そう思い始めました。
そもそも、区分保有権は抵当無しで私のモノ。
何かあっても物件は残る。
物件権利さえ残れば無価値ではないのでなんとかなるだろう。
そんな事も考えました。
じゃぁ、・・・と、850万の部屋を契約。 後日、現地に出向きこの物件は成立していると確信してから、追って1600万の部屋を2つ契約。 次回、現地に物確に行き確信する&モンゴルすげー!に続きます
By soyano
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