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マレーシア不動産No.5 え?今更マレーシア?



勿論流石に海外不動産のプロとして、目利きも凄いと思うでしょうけど。。。

他の会社さんも含めてですが、「業者だから目利きが良い」と言う訳ではないのが不動産業界。

国内不動産業者さんだって、微妙な新築案件自分でやってる業者さんも居て驚く事があります。

「この千葉の田舎の枝線の微妙な駅、そしてこの立地に今更木造1Rアパを新築ですか?え?グロス利回り7%???」

仮に不動産投資を「お金儲けの為」と定義するならばですが、それ素人の私でもやんないですってのを自分の金でやってた不動産屋さんが居てびっくりしました。

儲けすぎてるから節税と出ッとクロス回避しか考えてないとかなら、私には解らない世界観なので立ち入らないですけど。


さてこの業者さん。

私の出会いは北京でした。

2010年でしょうか。

当時のA社さん、良い会社でした。

何が良いって、社員がピカイチ良かったです。

聡明極まりない女性責任者、現地スタッフも極めて優秀、その上全員、性根が良い。

顧客利益を最大化させることに心底情熱を注ぎ、嘘をつかない正直な言動。

海外不動産業者で外れを掴まない私の経験の中でも、結構な上位に位置する良い業者さんでした。

今でも、現地のローカルスタッフだった方とお付き合いがありますし、今後また中国で投資するときは、その人とタッグを組んでまた行きます。


でも、そのA社さんが様子がおかしくなったのはいつごろでしょうか。。。

メールをひも解くと、2012年でしょうか。



「北京を畳んで、マレーシアに進出することになりました」


いや、畳むって言ってもじゃぁ僕の物件の管理どうすんのさとか、色々ありましたけどそれと同じくらい衝撃を受けたのが、


「今更、マレーシアですか?(^-^;」

でした。


2013年になろうとしている2012なので、振り返ればダメでは無かったのかもしれませんが、でもマレーシアの旬はもう終ろうとしていて残り火も僅か、素人の私から見ても、「今更ですか?」なご決断でございました。


当時のメールログを改めてみてみたら、既に2012年には「ジョホールバルって砂上の楼閣化してね?」とか、「KLつっても旬が終わるのは程なくでしょ」みたいな事を僕が書いてたので、その頃には素人の私でもそう見抜いてたみたいです。

要は、素人の私でももう気が付いていたという事です。


案の定、マレーシアでそれなりに火種作って、日本に凱旋。

それなりに揉めて大変だったでしょうけど、その後はデペロップしたり、英国からアジア、アメリカまで日本人不動産を売りまくり、それなりの事故率で災いも起こし、聞くところによると裁判だの抱えながらも生き残っているので、まぁ、なんだかなぁと。


因みに最初に話した、業者だから目利きがイイと言うのはホントに無いです。 特に国内よりも海外は。


本音で言っちゃいますけど、素人の私以下の選定センスな業者さん、たくさん居ます。 なんでこの国選んだのかな。 なんで数多ある中でこの物件選んできたのかな。 え?デペの説明そのまま鵜呑みにしてるの?デペの言い分そのまま聞いてきちゃってんの? 普通に考えれば建つワケ(売れるワケ)ねーだろが、こんな物件

でも、そういうのを何故かせっせと集めて来ちゃう業者さんっているんですよねー

そしてその多くが、悪気が無いと言う。。。天然っつーかアレって言うか。。。

悪気はないけど、不動産勘と仕入れ時のヒューマンスキルが無い。

だから、良い人ほど騙されるが如く、その業者さん達は仕込んできちゃう。 そして困ったことに・・・・やる気はある。(-_-;)

やる気がなければまだ、被害者生まないので良いんですけどね。。。

やる気のあるアレは、人を巻き込んで災います。


ある業者さんはとある海外不動産を自己購入していて、超微妙な物件名聞いたとき、リアクション取れなかったですもん。 買っちゃったんですか?と言う訳にも行かず。 でもまぁ、最悪(行為として最悪も含む)は、自社の客に売りつけて押し付けちゃえばいいからどうにかなるんでしょうけど。

あ、そういう業者さん、国内も海外もいっぱいますよ。

私何度もその姿目撃してますんで。

ここでもやはり、フィリピン業者要注意。

不動産界隈では有名な大先生も要注意です。


私なら、せめて中国人金持ちに押し付けるか、ローカルに損切で売るけど。。。。


以上で、マレーシアシリーズは一回終了です。


ありがとうございました。



By soyano

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