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執筆者の写真征矢野清志

中国人が人民元を持ち出せなくなっています

*本ブログ稿は、私の周りで起きた少数例をもとに、速報的に記してるだけの記事になります。サンプル数が限られている為、後に振り返れば気のせいだったかもしれないし、あまり根拠のない現象報告になりますので割り引いてお読みください。


「中国人のブッキング、最終決裁金が送金出来ずに流れたよ」


まだ確証的な話は出来ないのですが、ここ最近、中国人が人民元を持ち出せなくなっている話を方々で聞きます。


大口の物件決済が出来なかった中国人。

口座を凍結され解約された中国人。


何れも聞いたのはASEANです。


では、何があっていつ頃、どんな手法によって中国人の持つ人民元を、両替並びに送金出来なくなっているのか、よくわからないのです。


中国では、1国民年間5万USDまで両替並びにエビデンスがあれば海外送金出来る制度を長く敷いています。

これは、エビデンス審査が以前より厳しくなったかもしれませんが、今でも出来るのかなぁと思っています。 *因に昔の審査は割とザルでした


それ以外にも地下銀行もあれば、市中に両替屋が居て普通に卓上両替してくれたらしいです。 また、先日ブログで解説したオンラインカジノによる送金も現在は閉ざされましたが以前は存在しました。 https://onl.sc/qpy2kk7


個人ではなく企業が送金する際は、「香港ルート」と聞いていますが、オフィシャルにもグレーにも送金する術があったみたいです。 ところがどうもそのルート、「20年分の資金エビデンスを全て提出しろ」等の無茶苦茶な障壁を設け、結局のところ送金出来ないようにしてきているみたいなんです。


一体いつから、何が起きているのか。。。


まだサンプル数が少なくて、これを「変わった」と捉えて良いのか否かが解りませんが、非常に注意して見ています。


中国人がバイヤーを構成していた市場、特にASEANのフィリピン等での不動産市況に多大な影響を与えるからです。




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