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”勘”頼りの不動産投資とその限界

私は、”勘”で不動産投資をしている側面が強いです。 収支計算もきちんと事業計画作りROIやCFの計算したり、それらを緻密に整理数値化して評価する手法はしてません。


理由としては、先ずアタマが悪いから難しいことが解らないというのがあります。

あとは、借入しないで手持ちの現金で購入しているので、CFと言う概念を持たないまま、単に「どのくらい得か」だけを、運用とキャピタルで瞬時に暗算して”勘”として発露しているだけなのです。

瞬時に暗算って言っても、「物件価格からがっさり経費除算して、賃貸市場の実情見て自分で利回りを辛めに出して先ずは中長期保有でその先資産価値がゼロ化(最悪の想定)してもマイナスにならないか計算。追ってキャピタルの推測、各種可能性を考えて行くという形です。

これを私は”勘”と言ってます。


だから、”投資家”として、借入&リターン&回転速度と言う観点に全く目が向いておらず、投資のセオリーや大成する要素は1つも持ってません。

ただ、失敗しない/破綻しない要素だけは抱えていますが、イマドキのオフェンシブに思考する大家さんが僕の原資生産力を持っていたら、いまなら総資産100億超えは達成していたかもしれません。


要は、失敗投資家ですし、あまり一般性の無いスケールしない大家像です。

2012-13の太陽光も「そんなうまい話あるわけねーだろw」と乗りませんでした。

2014年の日本不動産市況、「もう天井だガク((( ;゚Д゚)))ブル 」と撤退しました。


私の勘なんてそんなもんです。


だけど馬鹿にも武器はございまして、馬鹿ゆえに説得されないという武器があります。

IT業界にKISSの法則というのがあります。「Keep It Simple, Stupid!」の頭文字を取ったもので、「複雑に考えるな、馬鹿!」が正しい訳なのでしょうが、私は自分なりに意訳して「バカの様にシンプルに考えろ」と捉えるようにしています。


海外不動産業界を見ていても、どうもこう、高学歴で高属性の人が、小学生(疑似的に馬鹿)でも引っかからない様な話に引っかかる様をよく見ます。 新築1Rマンションだってそうです。

頭が良いせいか、ソースやエビデンス不明瞭な話でも積み上げられるとその話を理解しちゃうんですよね。

初っ端に思った「そんなワケねーだろ」という感想を、知の理解が除去しちゃうんですよね。


こうなると頭が悪い人間は強いんです。

話が理解できないから、「そんなわけねーだろ」がブレません(笑)


解らない事はしない。 解ってる事だけをする。

海外不動産投資に関しても、わかんない国のわかんない事、わかんないからしないです。

ビジネス(ホテル投資等)出資もしません。

解らないから。


家賃保証もやりません。

相手の会社の真の財布と事業勘定がどこまで行っても絶対に解らないからです。


詐欺師が説得するだけの、話の理解能力がないので、詐欺師の説得も受け入れません。

だから、「バカは詐欺師に引っかかる失敗は、しない」


だけど、メガソーラーも2014-2015市況の国内不動産も、参加機会を失うという大きな失敗はする訳です。

それがバカの限界です。


そんな私が生まれ変わったら目指したいのは、「賢いバカ」です。


By soyano

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