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執筆者の写真征矢野清志

無理して海外不動産に挑まなくて良い


私は、海外不動産投資が大好きです。 だから、国内不動産投資と並行で。。と考えてはいますが、振り返ると海外不動産投資ばかりやってます。

これは本望ではないのですが。


勿論良さを伝えたいし、どんどんやってほしい。 ただし、勝てる方法は僕も判らないけど、せめて負けない方法を胸に。

その為に、せめて負けない方法を伝えたくて、2015年から私は海外不動産投資の啓もう活動をしています。


「勝ち負けとか関係なく、その国が好きだから」と言う海外不動産投資、アリです。

わたしもやってます。 負けてるけど負けに数えてません。


「勝ち負けとか関係なく、その理念に賛同したので最悪は寄付のつもりで学生寮」

アリです。購入者は元学校の先生とか、教育関係者が多いみたいですけど、販売者から正確な事業説明があって、そういう理念で購入されてるなら大アリです。


だけど、投資として先ずは勝ちたいのであれば、負けない方法を胸に取り組んでほしいです。


日本人が日本のお金を、成長する海外の資本(不動産)に投下し、海外の国の頑張りや奮闘の結果生まれた「成長の得物」と日本国内に持ち替え利納税し消費/再投資する。 これ、立派なウミガメ行為ですし、海外に羽ばたいて活躍する日本人とさほど変わりません。 決して日本の資本を海外に転居する国賊行為ではないんです。


だけど、「負けない方法」を把握せずに、自分が食うための目先の金が欲しいだけの日本人に騙され、大事なお金を目減りさせられる事は見ていられないのです。

だから、負けない為に、騙されないコツや騙された例、そして今現在私個人が懸念している物件やエリアに関して、ちゃんと口に出して話そうとおもってます。


投資の選択肢って、数百通りあるじゃないですか。 細かく言えば万かもしれない。


その中で、不動産投資を選び、更に海外不動産投資を選ばれたのであれば、その選択が良かったとなって欲しいです。 海外不動産投に目を配れば、「どこの国に投資しよう」の選択で130くらいの選択肢が出てくる筈です。 合法権利で投資しようになれば、どうだろ?60くらいの選択肢は出てくる訳です。


じゃぁ、アメリカに投資しようとなれば、50州+自治的未編入地域(準州)が選択肢に入ってきます。 更に、NYに投資しようとすれば、どのカウンティか、どの街区か。 その街区には、更に数百の家が並んでいます。


この選択肢の広さは、凄いです。 勿論必ず正解物件、馬鹿勝ち物件は内在してます。 今も、購入即転売で濡れ手に泡な物件は世界中に数多転がっています。


でも注意が必要。日本の業者さんが日本人に紹介しているアジア物件は、現地で事情通に売れない物件を遠い日本の投資家に押し付けよう、ハメ込もうという物件が混ざってきます。

これは経済物理の1つで、得する物件ならイチイチ面倒くさい日本人に廻ってくる訳が原則無いって言うのは物理です。


でもこれもまた厄介で、そうでもない物件も少数ですが有ったりします。

正解物件の象徴のようなベトナムのセントラルパーク物件。 これ、余りに供給数が多すぎたのと、グロスの値段が当時のベトナム市場ではやや大きかったので、海を渡って日本にも流れ込んでいました。 だから、全体の1%に満たないかもしれませんが、日本人も買ってます。


カンボジアのJ-TOWERシリーズは、供給数も多いしグロスも張りはしますが、元々日本のデペなので、最初から日本人に一定数以上を売る計画で建て付けられており、日本市場に半分くらいのタマが廻ってきます。(半分はローカルや欧米人が購入してます)


なんだこれ?って言う好条件で売られていたモンゴルの区分オフィスも、蓋を開ければ経済物理に則している物件なのに、数あるヤバい物件の中に紛れていました。


その選定眼を持つことが必要だし、それがせめての「負けない方法」になります。


安全に置きに行きたいなら、先進国の普通の中古住宅若しくは、オーストラリアは外国人は中古NGなので、良くエリアと物件を選んでの新築が安全です。 アジアだって、中古選べばそんな負けないです。 仮に負けても知れてます。 但し、中古って言っても日本人同士の相対はダメですよ。 市場に晒されてない中古ほどヤバい物無いです。

それを言えば、アメリカであっても、ポケットリスティング(市場に出てない未公開物件)なんて危なくて、情弱な日本人には決してお勧め出来ないです。

ちゃんと、市場に出て、多くの人に値踏みされている物件を、無理な値切りや交渉をせずに普通に購入されたら、火傷なんてほぼしない、してもかすり傷って事になります。


負けない方法を会得しないで、無理して海外不動産にチャレンジして欲しくないです。 退職金をASEANのプレビルドに全額投入して欲しくないです。 そして、販売業者も僅かでも「人としての矜持」があれば、「この投資、やめましょう」と退職金の投入を断り、別の投資を勧めて欲しいです。 国内新築ファミリーAP5%を勧めて、手数料分けだっていいじゃないですか。 何も万ある選択肢の中で、無理に海外不動産をする必要はありませんし、しなきゃいけない理由など何もないです。

先ずは国内投資して、与力で海外不動産投資を楽しんでほしいです。

最初の投資で海外不動産って言うのは、私がそうだっただけに言いづらいのですが、辞めた方が無難です。 *私、初めての収益不動産が2007グアム購入、国内AP初所得は遅れる事2年の2009年です。


「借金してまで博打するもんじゃない」

そう思って私、借入金起こさないで手持ち現金だけで投資するスタイルを貫いてます。

それだけに融資テクニックとかCFが全く知識外になってしまいましたが

その延長線上で、「博打するのによくわからない賭場で打つんじゃない」と言う話が私にはあります。 博打慣れしてない限り、流れで新しい賭場にはいかない方が良いです。

慣れ親しんだパチンコ屋で、昨日も打ち止めになってた羽物でシコシコ打ってた方が私は良いと思うんです。


株で食べてる人は株の売買が仕事なので、自身が無い相場でも張りに行く性を背負ってます。 FXで食べてる人も然り。 そして、不動産業で業として生きている人も然り。


だけど私たちは副業や趣味で不動産投資をしている。

だから、インシデントがあった企業の株が過小評価過ぎると「自信がある」時だけ買いに行けばいい。 今月の米雇用統計予測値が弱気すぎると、海外の日本から俯瞰で見ていて「自信がある」時だけ、張りに行けばいい。

不動産だって、ずっと新築立て続けないと成立しない”業”じゃないんだから、出モノだけに反応して自信がある局面までただ眺めててもなんも困らない。 場に張らないといけない理由は、何もない。

投資をしなければいけない理由も、焦る理由もない。 うまく行ってるメガ大家や投資長者を追わなければならない理由も、無い。


「選択をしないという選択肢」もある事をいつも心に。


by soyano


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